産後

【パパママで協力して育児がしたい!】パパを巻き込む家事育児の分担アイディアをご紹介 保育士監修

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更新日 2024/11/06

「パパ育児」なんて言葉を目にすることも増えた今日このごろですが、SNS上では「パパが育児をしてくれない!」「機嫌がいいときだけ抱っこして困ったらすぐにママ頼み」といった意見をまだまだ目にします。

7歳・4歳の母で元保育士の筆者も、長男を産んだ頃はどうやって育児にパパを巻き込んだらよいのかわからず困っていました。自分のほうが子どもに関わることが多いため、泣き止ませるのも食べさせるのもわたしがしたほうがスムーズ。パパには任せられないけど、このままではいつまでも「パパと一緒に育児」ができない…!

悩んでいろいろと試し、今ではパパと半々に近いレベルで家事育児を回しています。そこで今回は、我が家がパパを巻き込むためにやってよかったこと・失敗したことなどを具体的に紹介してみようと思います。

パパに頼って良かった!育児に巻き込む成功パターン

まずは、我が家がパパに任せたことでうまくいった例をご紹介します。

里帰りはナシ!パパの「自分がやるしかない」が我が家のスタート

我が家は長男・次男どちらの出産でも里帰りをしませんでした。それぞれの実家も遠かったので、何もかも夫婦2人でどうにかするしかない状況。とっても大変だったのですが、ここでパパの「自分がやるしかない」という意識が生まれたのは大きかったです。

もし里帰り出産を選択していたら、パパの育児意識が育ってくるのははるかに遅かったはず…なんだかんだで「実母が助けてくれるから大丈夫」と思ってしまったんじゃないかな。少なくとも我が家の場合はきっとそうだったと思います。それぞれ家庭の事情があるので「里帰りナシがおすすめ!」とは一概に言えないものの、あえて「里帰りをしない」という選択をするのもひとつの手かもしれません。

夜泣きがひどい時期は「朝をパパ担当」に

育児で大変だったのはいつ?と考えると、まず浮かぶのが夜泣きの時期です。頭がボーっとする、イライラする、いつになったら泣き止むの!?と赤ちゃんにイライラ…

そしてパパに夜泣き対応をお願いしても起きない!男性はホルモン的に赤ちゃんの泣き声に反応しにくいという説もあるらしく、結局わたしが起きることになってしまいます。そんなときの救世主となったのが「朝をパパ担当にする」というやり方でした。

<我が家の朝パパ担当制>
・夜泣き対応はママ担当
・朝の決めた時間(6〜7時など)はパパ担当
・パパ担当の時間は、ママが何をしても自由(寝る・スマホ・ゲームなど)

わたしが夜泣き対応で辛かったのは、眠れないまま朝が来てそのまままた1日が始まって…と休む時間がないこと。でもこのやり方なら、とにかく朝まで頑張ればひとりの時間が手に入ります。パパと子どもの関わる時間も増えて一石二鳥!よかったらぜひ試してみてください

ママ・パパそれぞれの得意を活かす

絵本を読むのはママメイン、外遊びはパパメイン、というようにそれぞれのやりやすいこと・得意ジャンルを活かしていくのも手です。

ただ、外に出たり体を動かしたりして遊ぶにはケガがつきもの。普段から赤ちゃんに関わっていないパパの場合、何の気なしにしたことが赤ちゃんの体にとって負担になってしまうこともあります。そこで、我が家ではパパに遊び方の本を読んでもらっていました。

とくにおすすめなのが「保健師パパが教える パパと子どものあそび」。注意するポイントや、赤ちゃんの発達を促すポイントなんかも書かれています。パパが覚えた遊びをママも一緒にやってみる、なんていうのもいいかもしれませんね。

あえてママ担当にしたほうがうまくいくことも

続いて、結局ママ担当の方が良かった!という内容もご紹介。

離乳食はアプデが激しい!ママが作り置きでスムーズに

離乳食作りは、はじめのうちはパパ担当予定でした。しかし、そもそも料理の知識がない、衛生感覚が低い、効率が悪い…ということで断念。食材や調理方法もどんどんレベルアップしていくため、そもそも料理の感覚がないパパにはやりづらかったようです。

そのため、わたしがまとめて作ったものを冷凍し、パパにはレンジでの解凍・組み合わせ方法など最低限の情報を共有することでうまくいきました。

とはいえ、自分で離乳食を作ったのは長男のときだけ。次男のときは99%市販品に頼り、パパもわたしも「封を開けて食べさせるだけ」でとっても楽ちんでした。負担を減らすという面では、どんどん市販品の力に頼っていくのがいいと思います。

大人分の料理はママ担当。調理中はパパが育児で好バランス

大人分の料理担当も、やはりわたしがやったほうがうまくいきました。子どもを泣き止ませるのは自分のほうが早いからとパパに料理をしてもらった時期もありますが、そもそも料理の知識がないので効率が悪いし、味もいまひとつ…

そこで担当を入れ替え、「料理中はパパが子どもを見る」に変更するとこれならしっくり!パパが子どもを見る時間が増え、自然にお世話を覚えていくことになります。料理をしながらとパパ子どもの様子をチェックできるので、危ないことしてないかな…とこっそり伺えるのも安心。

不安なのはママもパパも同じ。一緒に悩むことこそ一番大切

我が家の成功・失敗パターンということでいくつか書いてきましたが、結局のところ「一緒に悩む」というのが何より大切なように思います。

慣れない育児で不安なのはママもパパも同じです。「得意なことだけやる」「困ったらママに任せる」ではなく、一緒に悩みながら育児をしていきたい。そのために、お互いの得意・不得意を知ってうまく分担したり、相手のやり方を尊重したり、意見を交換したりと面倒なこともたくさんあります。でもここで一緒に悩んで協力できた夫婦は、きっとこの先も固い絆で結ばれていくはずですよ。

監修:ラッキーインダストリーズ

ラッキーインダストリーズは創立1934年の日本で一番歴史ある抱っこひもメーカーです。長い歴史の中、多くの子育てをサポートしてきました。私たちの想いである「AMAZING LIFE WITH BABY」を元に、様々な社会貢献活動に取り組んでいます。本コラムでの情報発信を通して豊かで実り有る子育てのサポートにつながれば幸いです。

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