保育士のひなた葵です!プライベートでは小学3年生になる娘が1人います。
つわりには色々な種類がありますよね。そんな中でも妊娠前は余り知られていないものの、意外と感じる人が多いのがよだれづわりです。今回は、よだれづわりはどういったものなのか、どう対処をしたらいいのかを解説していきます!
つわりの割合ってどうなってるの?
つわりには色々な種類がありますが、どのような症状が出ることが多いのかをまずは見ていきましょう。
PR TIMESの記事によると1位が「胸やけ・むかむか感・胃もたれ」78.9%、2位が「吐き気・おう吐」77.3%、3位が「においに敏感になる」67.2%という結果でした。
確かによく噂などでも聞くつわりの症状そのもののように感じますよね!ただ自由回答を見てみると「唾液過多」という記述がありました。これこそがいわゆる「よだれづわり」なんです。よくある胃の不快感と比べたら割合こそ少なくなりますが、つわり経験者の中では「よだれづわり」はそこまで珍しくない症状だと思います。
「よだれづわり」って何?!
「よだれづわり」は、唾液が過剰に分泌されたり、唾液が不快に感じてうまく飲み込めないような症状のことを指します。
女性は妊娠をするとホルモンバランスが変動することとなりますよね。ホルモンの作用で唾液が過剰分泌されるようなのですが、元々つわりで気分が余りよくないところに、粘度のある唾液がどんどんと出てきてしまうと、飲み込むのが苦痛で口の中に溜まり溢れ出てしまうことも珍しくありません。どんどん唾液を飲み込むと気持ち悪くなってしまうため、常に唾液を吐き出すための容器を持ち歩いていたという方もいるほど深刻に悩まされることもあります。また、唾液を全て吐き出してしまうと、脱水の心配も出てきてしまいます。たかが唾液とは思わずに、症状と向き合っていく必要が出てきます。
筆者のつわりはどうだった?!
私のつわりは基本的には食べづわりでした。低血糖になって気持ちが悪くなるようなイメージで、一定時間食べないと気持ち悪くなってしまうんです。私の場合、きっちり3時間おきに食べないと気持ち悪い波が押し寄せました。それは寝ていても同じで、気持ち悪くて目が覚めてしまうので、慌ててクラッカーを口に入れたりを繰り返していました。
ただ、それに加えて「よだれづわり」らしき症状が10~12週ぐらいの一般的なつわりのピーク時にはありました。他の方が体験しているように、どこからか唾液が湧いてくるようなイメージです。
そしてそれに伴って口内の何とも言えない不快感もありました。「口がまずい」なんてよく家族には言っていたのですが、変な味がするとかではなく、口がムズムズするような変な感覚でした。
私の対処法は、頻繁に歯磨きをしたり、ラムネ菓子など口内がサッパリとするようなものを食べていました。
「よだれづわり」はどう対処するのが正解?
では、「よだれづわり」の症状が出てしまったらどう対処するのが正解なのでしょうか。対処方法をご紹介していきます。
無理をしない
「よだれづわり」は溢れてくるよだれを無理して飲み込むのではなく、ティッシュや容器に吐き出してしまった方が楽になることも多いそうです。吐き出した方が楽になると感じたら、「よだれづわり」が落ち着くまでは吐き出すと割り切って、楽になるまでは吐き出してしまった方がいいかもしれません。唾液が溢れてきて不快だと感じたらタオルなどに吸わせてしまうのも手です。
うがいなどで口内をスッキリさせる
ミントのマウスウォッシュでうがいして口内をサッパリさせるのもおすすめです。これは私も効果を感じました。特に食事をした後に、口内が不快になることが多かったので、食べたら即歯磨き・うがいを心掛けていました。
うがいでなくても、自分的に口内がさっぱりするアイテムが見つかればそれでOKです。人によっては炭酸水だったり、飴だったり、色々意見は分かれるようですが、少しでも不快さを緩和できるアイテムが見つかれば少しは楽になるはずです。
水分を小まめに取る
唾液を飲み込めず、吐き出してばかりいると場合によっては脱水状態に陥ってしまうこともあります。脱水状態になると、
・口の乾き
・だるさ
・立ち眩み
のような症状が出てきてしまいます。
上記のような症状が出てきたら脱水を疑って、水分を摂ってみてください。脱水症状がある時は経口補水液を選ぶと、より早く脱水症状が治ります。
ただ、つわりがある時に、味の濃い経口補水液を飲むのは難しいこともあるかもしれません。その場合はイオン飲料でもいいので、無理なく摂ってみてくださいね。私はイオン飲料をそのまま飲むと濃く感じてしまったので、少しだけ薄めて飲んだりもしていました。それでも厳しい場合は、イオン飲料でなくても飲みやすいもので大丈夫です。ただし、利尿作用のあるカフェインが含まれているものは避けた方がいいでしょう。
休められるときは体を休める
体が疲れていると、つわりの症状が酷くなってしまうこともあるので、なるべく体を休められそうな時は休んで、体の回復を図るのがおすすめです。この時期は家事を無理し過ぎず、パパを頼ったり、家事代行サービスなどを利用するのもアリです。無理せず、頼れるところを頼って、つらい時期を乗り切るようにしていきましょう。
日本助産師会など、相談できるところを利用する
つわりの相談は、健診の時にもできます。ただ、健診は回数も決められているので、相談できるタイミングも限られてしまいます。食事や水分をうまく摂れないような状態なら病院に相談してみてください。私も点滴を何度かしてもらったことがあります。
また、自分の所属している自治体の保健師さんや、日本助産師会も電話相談を受け付けています。困ったことがあれば気軽に相談ができるので、電話をしてみるとアドバイスなどももらえます。
「つわりがしんどい…」といったことや、妊娠中の不安などを私も何度か相談させてもらいました。話を聞いてもらうだけでも気が紛れたりもするので、しんどさを感じたら電話相談を利用してみるのもアリだと思います。
まとめ
自分が妊婦さんになるまでは、なかなか聞くことがなかった「よだれづわり」だと思いますが、意外にその症状に悩まされる妊婦さんは少なくありません。どのつわりも共通して、しんどい時は無理せずに、何とか緩和される方法を探って、過ぎ去るまで乗り切るのが解決法となります。しんどい時期ですが、いつかは終わるものなので、「今だけ」と何とか割り切って、元気な赤ちゃんに会える日まで頑張っていきましょう!
監修:ラッキーインダストリーズ
ラッキーインダストリーズは創立1934年の日本で一番歴史ある抱っこひもメーカーです。長い歴史の中、多くの子育てをサポートしてきました。私たちの想いである「AMAZING LIFE WITH BABY」を元に、多岐にわたる社会貢献活動を実践しています。本コラムでの情報発信を通して豊かで実り有る子育てのサポートにつながれば幸いです。
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