【妊娠中のつわりの体験談】食べづわりってこんな感じ！症状や対策も紹介 保育士監修

元保育士のひなた葵です！つわりには色々な種類がありますよね。全くない人もいれば分娩台の上でまで悩まされてしまう人もいます…。ちなみに私の場合は、食べづわりでした。大変な時期でいろいろ自分なりに工夫をしていましたが、助産師会さんなど専門家の協力を得ながらなんとか乗り切りました。どんな感じだったかなどをお話ししていけたらと思います！

つわりにはどんな種類がある？

つわりには様々な種類がありますが、

・吐きづわり

・食べづわり

・眠りづわり

・よだれづわり

などが代表的です。この中でいくつかを掛け合わせて症状が出ることもあります。いずれも本人しか分からないつらさがあると思います。

 つわりはなぜ起きる？

つわりが起きる原因は、妊娠によって黄体ホルモンのプロゲステロンが増加することや、妊娠すると分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピン（hCG）というホルモンが関わっているのではないかと言われています。つわりは妊婦さんの50～80％が経験すると言われています。多くの場合、妊娠5週目頃から始まり、ピークは8週～10週頃で、胎盤が完成する16週頃までには治まることが多いようです。

個人差の大きいものですが、人によっては「妊娠悪阻」と呼ばれる診断名で入院が必要となることもあるので、「つわりはこういうもの」と思って我慢せず、病院に相談をするようにしてください。

食べづわりって何？

つわりには色々な種類がありますが、「食べづわり」とはどのようなものなのでしょうか。食べづわりとは、お腹が空くと気持ち悪くなってしまうつわりです。そのため、気分が悪くなった時のために、すぐにつまめるようなものを枕元に置いておいたり、出かけるときもバッグに持ち歩くようにするといいでしょう。一口でも食べれば少し気分が落ち着いたりするので、食べられそうなものを持ち歩いて、食事の時間にこだわらず、ちょこちょこと食べるようにするのがおすすめです！

私はこんな感じだった！

「気持ち悪くなっても食べれば治るんでしょ？楽じゃん！」と思われがちな食べづわりですが、私は結構つらかったです。

大前提として、何でも食べられるわけではありません。食べる前も気持ち悪い。食べたら少しはマシになるけど、それでもやっぱり気持ちが悪いといったところです。

私は、食べた後も気持ち悪くなりにくいクラッカーやゼリーなどに頼っていました。食事らしい食事は摂れませんでした。またきっちり3時間おきに食べないと気持ち悪い波が押し寄せました。それは寝ていても同じで、気持ち悪くて目が覚めてしまうので、慌ててクラッカーを口に入れる状態です。これまではそれで落ち着いていたのですが、つわりのピークの頃はもう少しまとまった量を食べないと落ち着きませんでした。蒸しパン1個ぐらいを食べてようやくお腹が落ち着くといった具合で、蒸しパンを3時間おきに食べないとダメだった状態です。（他のものは体が受け付けず…）

本当なら食べた後、食休みをしてから寝たいところですが、食べてすぐに寝ないとまた次の気持ち悪さの波がやってきて睡眠が取れないので、やむを得ず食べたら寝るしかないような状態でした。

食べづわりの解決策

食べづわりが起きた時の解決策はどのようなものがあるのでしょうか。一般的な対策と私の場合をご紹介していきます！

〇一般的な事例

食べづわりを緩和させる方法は、

・こまめに間食をとる

・なるべくカロリーの低いものをとる

・ゆったりと過ごす

・水分をよくとる

などが挙げられます。

 〇私の場合の事例

 私の場合は、クラッカーだったり蒸しパンだったりといった自分にとっての『神アイテム』を見つけることが効果的でした。妊婦健診の時に、待合室で空腹で気持ち悪くなり、自作の寒天ゼリーをこっそり食べたこともあります。これをすれば気持ち悪さが軽減するという対策方法を見つけて、つわりの期間が終わるまで何とかやり過ごすといった感じでした。

13週目ぐらいまでは気持ち悪さがあり、「このまま終わらないかも…」と焦りましたが、次第に和らいでいって、妊娠期間の後半は普通にランチに出かけることもできました！

どうしたらいいか悩んだら気軽に相談できるところもある！

妊娠の週数が経過してくると、健診の回数を減ってくるので困りごとが出てきてもなかなかお医者さんに相談するタイミングがなかったりしますよね。そんな時、気軽に電話相談できる窓口もあります。日本助産師会も電話相談を受け付けていて、私も実際に妊娠中に何度も電話相談させて頂きました。

電話は助産師さんに繋がり、落ち着いた雰囲気でお話を聞いてくださります。分からないことを聴きたい時だけでなく「つわりがしんどい…」といったモヤモヤもちゃんと聴いてもらえます。もちろんアドバイスもくれますし、しんどい気持ちを吐き出すことができるだけで、当時私はかなり救われました。不安になった時はこういった電話相談を利用してみるのもアリだと思います。

いつか終わりは来る！その日を信じて乗り切ろう！

つわりはどんな症状でもつらいものです。もちろん食べづわりだってそうです。ホルモンバランスによる体の変化は対応もなかなか難しいものがあります。時間が解決すると思って、少しでも無理なく毎日をなるべくゆったりと過ごして、何とか乗り切っていきましょう！

つらい時は、家族や友達に相談したり弱音を吐くのももちろんアリですが、同じような境遇にある人をSNSなどで見つけて情報交換をしたり、励まし合うのもおすすめです！何とかつらい時期を乗り切って、元気な赤ちゃんと出会えることを願っています！

監修：ラッキーインダストリーズ

ラッキーインダストリーズは創立1934年の日本で一番歴史ある抱っこひもメーカーです。長い歴史の中、多くの子育てをサポートしてきました。私たちの想いである「AMAZING LIFE WITH BABY」を元に、多岐にわたる社会貢献活動を実践しています。本コラムでの情報発信を通して豊かで実り有る子育てのサポートにつながれば幸いです。

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