産前

【妊婦さんの夏の日焼け対策】妊娠中はシミができやすい?肌を守る紫外線ケアのポイント

  • #保育士

更新日 2026/07/08

元保育士のひなた葵です!

プライベートでは小学6年生になる娘が1人います。

夏の妊娠期間は、暑さや寝苦しさに加えて、日焼けも気になりやすい季節です。

「少し外に出ただけなのに肌がほてる」

「妊娠してから、シミやくすみが目立つ気がする」

そんな変化を感じる妊婦さんもいるのではないでしょうか。

妊娠中はホルモンバランスの変化によって、肌の調子がゆらぎやすくなる時期です。

さらに、夏は紫外線が強くなるため、いつも以上に肌への負担が気になりやすくなります。

とはいえ、妊娠中の日焼け対策は、特別に難しいことをする必要はありません。

そこで、今回は、妊婦さんに向けて日焼け止めの選び方や塗り方など、夏の日焼け対策のポイントを分かりやすく紹介します。

1.妊娠中はなぜシミができやすいの?

妊娠中にシミが気になりやすくなる理由には、主に「ホルモンバランスの変化」「もともとあったシミが濃く見えやすくなること」「肌が敏感になりやすいこと」が関係しているといわれています。

詳しく1つずつ見ていきましょう。

①ホルモンバランスの変化でメラニンが作られやすくなる

妊娠中は、女性ホルモンの分泌が大きく変化します。

その影響で、肌の中でメラニンを作る働きが活発になりやすくなります。

メラニンは、本来は紫外線から肌を守るために作られる色素です。

しかし、必要以上に作られると、肌に残ってシミやそばかす、くすみとして目立つことがあります。

つまり、メラニンの働きが活発になりやすい妊娠中は、普段よりも紫外線を浴びたときにシミにつながりやすい状態になっていると考えられます。

このことから、妊娠中のシミを防ぐには、いつも以上に紫外線対策を意識することが大切になります。

②もともとあった薄いシミが濃く見えることもある

妊娠中は、新しいシミができるだけでなく、もともとあった薄いシミが濃く見えることもあります。

今まであまり気にならなかった薄いシミや色素沈着が、妊娠中のホルモン変化によって目立ちやすくなる場合があるのです。

そのため、「急にシミが増えた」と感じても、実際には以前からあったものが濃く見えていることもあります。

もちろん、新しいシミができる可能性もあるため、日差しの強い夏は早めの対策を心がけたいところです。

③妊娠中は肌が敏感になりやすい

妊娠中は、肌がいつもより敏感になることもあります。

今まで問題なく使っていた化粧水や日焼け止めが急にピリピリしたり、汗をかくとかゆくなったり、マスクや服の摩擦で赤みが出やすくなったりする方もいます。

そのため、妊娠中の紫外線対策では、日焼けを防ぐことはもちろん、肌に負担をかけすぎないことも大切です。

うまく付き合うコツは、「紫外線からしっかり守ること」「肌にやさしくケアすること」の両方を意識することです。

これらを踏まえて、自分に合う対策を取り入れていきましょう。

2. 妊婦さんの紫外線対策で大切な3つのこと

夏の日焼け対策というと、まず日焼け止めを思い浮かべる方が多いかもしれません。

もちろん日焼け止めは大切ですが、妊娠中の紫外線対策では、それだけに頼りすぎないこともポイントです。

妊娠中は暑さで疲れやすく、肌も敏感になりやすい時期です。

そのため、日焼け止めを塗るだけでなく、外出時間を工夫したり、帽子や日傘で日差しを防いだりしながら、無理なく紫外線を避けていきましょう。

ここでは、妊婦さんが取り入れやすい紫外線対策を3つに分けて紹介します。

①紫外線を浴びる量を減らす

妊娠中は体が疲れやすく、暑さで気分が悪くなることもあります。

そのため、紫外線対策は熱中症対策とセットで考えるのがおすすめです。

まず意識したいのは、紫外線が強い時間帯の外出をできるだけ避けることです。

真夏の日中、とくに午前10時から午後2時ごろは日差しが強くなりやすい時間帯です。

買い物や散歩、上の子との外遊びなどは、できれば朝の早い時間や夕方にずらすと、肌にも体にも負担が少なくなります。

もちろん、健診や用事などで日中に外出しなければならない日もあります。

そんなときは、日陰を選んで歩く、信号待ちでは建物の影に入る、駅までの道は日傘を使うなど、小さな工夫を重ねるだけでも違います。

紫外線対策は、完璧を目指すより「浴びる量を減らす」感覚で続けることがポイントです。

②帽子・日傘・羽織りで物理的に日差しをカットする

日焼け止めを塗っていても、汗や摩擦で落ちてしまうことがあります。

特に妊娠中の夏は汗をかきやすく、こまめに塗り直すのが難しい場面もあります。

そこで活用したいのが、帽子や日傘、UVカットの羽織りなど、物理的に日差しを防ぐアイテムです。

つばの広い帽子は、顔まわりの日差しを防ぎやすく、近所の買い物や公園遊びにも使いやすいのでおすすめです。

首の後ろまでカバーできるデザインなら、うなじの日焼け対策にもなります。

日傘は、顔や腕への紫外線対策だけでなく、暑さ対策にも役立ちます。

最近は軽量タイプや晴雨兼用タイプも多いので、妊婦さんの外出アイテムとしてひとつ持っておくと便利です。

また、薄手のUVカットカーディガンやパーカーもおすすめです。

ノースリーブや半袖で出かけると、腕や首まわりが思った以上に焼けてしまうことがあります。

通気性のよい羽織りを選べば、日差しを避けながら冷房対策にも使えます。

車や電車での移動が多い方は、アームカバーもおすすめです。

窓際の席や運転中は、片側の腕だけ日差しを浴び続けることがあります。

短時間の移動でも積み重なると日焼けにつながるため、さっと使えるアイテムがあると安心です。

③日焼け止めを上手に使う

日焼け止めは、紫外線対策の基本となるアイテムです。

ただし、朝に一度塗れば一日中安心というわけではありません。

汗をかいたり、タオルで拭いたり、服やマスクでこすれたりすると、少しずつ落ちてしまいます。

そのため、日焼け止めは肌に合うものを選び、必要に応じて塗り直すことが大切です。

妊娠中は肌が敏感になりやすいため、紫外線カット効果だけでなく、肌へのやさしさも意識して選びましょう。

3. 妊婦さんの日焼け止め選びのポイント

妊娠中に日焼け止めを選ぶときは、紫外線カット効果だけでなく、肌へのやさしさも意識したいところです。

日焼け止めには「SPF」と「PA」という表示があります。

SPFは主にUV-Bを防ぐ目安、PAは主にUV-Aを防ぐ目安です。

UV-Bは肌が赤くなる日焼けに関係し、UV-Aは肌の奥まで届き、シミやたるみなどに関わるとされています。

日常の買い物や短時間の外出であれば、肌に合う日焼け止めを無理なく使うことが大切です。

一方、長時間屋外で過ごす日や、海・公園・旅行など日差しを浴びやすい日は、SPFやPAが高めのものを選ぶとよいでしょう。

ただし、数値が高ければ高いほど誰にでも合う、というわけではありません。

妊娠中は肌が敏感になっていることもあるため、初めて使う日焼け止めは少量から試すのがおすすめです。

顔にいきなり塗るのが不安な場合は、腕の内側などに少し塗って、赤みやかゆみ、ピリつきが出ないか確認してから使うと安心です。

選ぶときは、次のような表示を参考にしてみましょう。

  • 敏感肌用
  • 低刺激
  • 無香料
  • 無着色
  • 石けんで落とせる
  • 紫外線吸収剤不使用
  • ノンケミカル

特に、つわりで香りに敏感になっている方は、無香料タイプの方が使いやすいかもしれません。

日焼け止め独特のにおいが苦手な場合は、テスターや少量サイズで試してから購入すると失敗しにくくなります。

4. 日焼け止めの塗り方と塗り直しのコツ

日焼け止めは、ただ塗ればよいというわけではありません。

塗る量が少なかったり、塗り直しをしなかったりすると、思ったような効果が得られないことがあります。

ここでは、日焼け止めを使うときに意識したいポイントを紹介します。

①少量を薄く伸ばすだけでは不十分なこともある

日焼け止めのSPFやPAは、決められた量を塗った状態で測定されています。

そのため、実際に塗る量が少ないと、表示されているほどの効果が得られないことがあります。

顔に塗るときは、少量を薄く伸ばすだけで終わらせず、ムラなく塗ることが大切です。

特に、頬・鼻・額など顔の高い部分は日差しを受けやすい場所です。

一度全体に塗ったあと、焼けやすい部分だけ重ね塗りしておくと安心です。

②汗をかいたら塗り直す

日焼け止めは、朝に一度塗れば一日中安心というものではありません。

お出かけ前に塗っても、汗をかいたり、タオルで拭いたり、マスクや服でこすれたりすると、少しずつ落ちていきます。

特に夏は汗や皮脂で崩れやすいため、外出時間が長い日は2~3時間ごとを目安に塗り直すのがおすすめです。

短時間の外出でも、たくさん汗をかいたときやタオルで顔や首を拭いたときは、塗り直しておくと安心です。

③塗り直しやすいタイプを持ち歩く

妊娠中は荷物が多くなりがちなので、塗り直し用には持ち歩きやすい日焼け止めを選ぶのもおすすめです。

顔に使うなら、ミルクタイプやジェルタイプ。

メイクの上から使うなら、UVカット効果のあるパウダータイプ。

腕や足には、スティックタイプやミストタイプも使いやすいでしょう。

場面に合わせて使い分けると、外出先でも塗り直しのハードルが下がります。

ただし、スプレーやミストタイプを顔に使う場合は、直接吹きかけるより、一度手に出してからなじませる方が安心です。

吸い込みが気になる方は、屋外で風向きに注意して使うなど、使い方にも気を配りましょう。

5.塗り忘れやすい場所もチェック

日焼け止めを塗るとき、顔の中心はしっかり塗っていても、意外な場所を忘れていることがあります。

特に塗り忘れやすいのは、首の後ろ、耳、こめかみ、フェイスライン、手の甲、足の甲、デコルテなどです。

首の後ろは、髪を結んだときに日差しを浴びやすい場所です。

妊婦健診や買い物で少し歩いただけでも、うっかり焼けてしまうことがあります。

手の甲も見落としがちな場所です。

日傘を持つ、スマホを見る、買い物袋を持つなど、手は常に外に出ていることが多いので、シミが気になりやすい部分でもあります。

サンダルを履く日は、足の甲にも日焼け止めを塗っておくとサンダル焼けを防げます。

このように顔だけでなく「外に出ている肌には塗る」と意識しておくと、塗り忘れを防ぎやすくなります。

6.外出シーン別の日焼け対策

妊婦さんの日焼け対策は、外出シーンに合わせて考えると実践しやすくなります。

近所の買い物

近所の買い物なら、顔・首・手の甲に日焼け止めを塗り、帽子や日傘をプラスするだけでも対策になります。

短時間だからと油断しがちですが、夏の紫外線は少しの外出でも肌に影響します。

上の子との公園

上の子と公園に行く日は、日陰のある公園を選びましょう。

ベンチや木陰がある場所なら、こまめに休憩できます。

時間帯は朝や夕方にして、水分補給も忘れずに行ってください。

お出かけバッグに日焼け止め、帽子、羽織り、飲み物をセットで準備しておくと安心です。

妊婦健診の日

妊婦健診の日も、意外と日差しを浴びます。

病院までの道のり、バス停や駅での待ち時間、駐車場から建物までの移動など、短い時間が重なることがあります。

健診の日は荷物が多くなりがちですが、折りたたみの日傘や薄手の羽織りがあると便利です。

旅行や帰省

旅行や帰省では、長時間の移動中にも注意が必要です。

車や電車の窓から入る日差しで、顔や腕がじりじり焼けることがあります。

窓側に座るときは、アームカバーや羽織りを使いましょう。

外を歩く時間が長くなりそうな日は、日焼け止めの塗り直しも忘れずにしてくださいね。

7. 日焼け後のケアも大切

どれだけ気をつけていても、うっかり日差しを浴びてしまう日はあります。

そんなときは、帰宅後のケアも大切です。

肌がほてっているときは、まず冷たいタオルなどでやさしく冷やしましょう。

赤みやヒリつきがある場合は、こすらず、刺激を与えないようにします。

その後は、低刺激の化粧水や乳液、クリームなどで保湿します。

紫外線を浴びた肌は乾燥しやすくなっているため、いつもより丁寧にうるおいを補ってあげるのがポイントです。

ただし、妊娠中は攻めたスキンケアを無理に取り入れる必要はありません。

シミが気になるからといって、刺激の強いピーリングや高濃度の美容成分を自己判断で使うのは避けた方が安心です。

特に、妊娠中に使ってよいか迷う美白化粧品や美容医療、海外製のスキンケア用品などは、産婦人科や皮膚科で相談してから取り入れるようにしてください。

妊娠中のスキンケアは「増やす」より「守る」意識で十分です。

8.室内や曇りの日も油断しすぎない

日焼けというと、晴れた日の屋外だけをイメージしがちですが、紫外線は曇りの日にも地上に届いています。

また、室内にいても窓際で長時間過ごす場合は、紫外線の影響を受けることがあります。

毎日しっかりフルメイクをする必要はありませんが、朝のスキンケアの流れで日焼け止めを軽く塗る習慣をつけておくと安心です。

たとえば、洗顔、保湿、日焼け止めまでを朝のセットにしておくと、「今日は塗り忘れた」となることを防ぎやすくなります。

とはいえ、体調が悪くて外出しない日まで無理に完璧なケアをする必要はありません。

洗濯物を干す、ゴミ出しをする、ベランダに出るなど、少し外に出る日は顔や首だけでも日焼け止めを軽く塗って守っておくとシミ予防になります。

まとめ:妊娠中の肌は、やさしく守ることを大切に

妊娠中は、体だけでなく肌も変化しやすい時期です。

シミが気になったり、今まで使っていた日焼け止めが合わなくなったりすると、少し不安になることもあるかもしれません。

でも、妊娠中の日焼け対策は、特別なことを完璧にこなす必要はありません。

  • 日焼け止めを塗る。
  • 帽子や日傘を使う。
  • 外出時間を少し工夫する。
  • 汗をかいたら塗り直す。
  • 帰宅後はやさしく保湿する。

このような小さなケアの積み重ねで、肌への負担は減らせます。

大切なのは、「絶対に焼かない」と神経質になりすぎることではなく、今の自分の肌と体調に合わせて、できる対策を選ぶことです。

夏の妊娠期間は、暑さだけでも大変なものです。

だからこそ、肌も体も守りながら、無理のない範囲で心地よく過ごしていきましょう。

自分に合う日焼け止めや日傘、羽織りを味方につけて、妊娠中の夏を少しでも快適に過ごしてくださいね。

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