こんにちは!日本で一番長い歴史を持つ抱っこひもメーカー、ラッキーインダストリーズです。
皆さんは、どれくらいの種類の抱っこひもが存在するかご存じですか?バックル式抱っこひも、おんぶひも、ベビーラップ、ベビースリング、ヒップシート、ストレッチ製抱っこひもなど多種多様な抱っこひもがあります。こんなにも抱っこひもの種類が増えたのは、時代とともに変化するライフスタイルに合わせて多くの抱っこひもが開発・進化したからです。昔は家事と育児を両立するためのおんぶひもが中心でしたが、最近は一緒にお出かけを楽しむ抱っこひもが人気です。
今回は、一通りの抱っこひもの種類を簡単にご紹介します。読んでいただければなんとなく抱っこひもの全容がわかると思いますが、具体的な「抱っこひもの選び方」は次号にご紹介させていただきます。抱っこひもについてもっと知りたい方は、“無料オンライン接客やラッキーベイビーストア自由が丘店”を活用ください!
注意:下記の説明は、各種代表的な特徴を記載しています。個々の製品によってはその例外もあります。
長時間抱っこにおすすめ、「バックル式抱っこひも(腰ベルトタイプ)」
腰と両肩で支える構造になっているため、赤ちゃんの重さを分散できる抱っこひもです。一般的には新生児~3歳くらいまで使える、現在最もユーザーの多い抱っこひもです。(写真の製品はパワーサポート キャリアです。)
メリット:
幅広のウエストベルトと肩ベルトで赤ちゃんをしっかり支えるので、長時間抱っこが快適に行えます。ある程度形作られている構造なので、装着方法が比較的簡単です。お子様の成長に合わせて調節できるなど、長い期間使用できる製品が多いです。
デメリット:
ウエストベルトを腰に締め付けて装着するため、腰痛など腰に不安がある方はおすすめできません。また、帝王切開時の傷口付近に腰ベルトがあたる可能性もあります。全体的に大きめな作りになっているので、持ち運びに不便な場面もあります。
POINT! 先付けタイプと後付けタイプがあります。
先付けタイプ: 使用者の身体に抱っこひもをしっかりフィットさせてから、赤ちゃんを抱き入れるタイプです。使用者が落ち着いて抱っこひもを装着できるので、比較的上手に抱っこができるタイプです。
後付けタイプ:赤ちゃんを抱っこしながら抱っこひもを装着するタイプです。先付タイプよりも装着手順は短いのがメリットです。
お手軽に装着できる、「バックル式抱っこひも(腰ベルト無し)」
両肩で赤ちゃんの重さを分散して使える構造の抱っこひもです。一般的には、新生児から1-2歳まで使えます。(写真の製品はベビーキャリア ファーストです。)
メリット:
装着手順が比較的シンプルで、ある程度形作られているため、装着方法が簡単です。
使用月齢の制限を低く抑えているため、比較的コンパクトにサイズ設計されています。そのため、新生児や体重の軽い子の抱っこをより快適にしたい方へお勧めです。
デメリット:
両肩で赤ちゃんの体重を支えるため、赤ちゃんが重くなってくると、肩への負担がかなり大きくなります。
家事や知育に大活躍、「おんぶひも」
より快適におんぶできるように設計された抱っこひもです。ヘッドサポートや足ぐり機能など昔のおんぶひもより進化されている製品もあります。誰でもおんぶをより快適に安心して装着できるように設計された、おんぶに特化した育児道具です。頭を支えるヘッドサポートや、落下リスクを減らす足ぐり機能など、昔のおんぶひもより進化されている製品もあります。(写真の製品はオンバックスキャリア アドバンスです。)
メリット:
赤ちゃんを高い位置でおんぶすることができるため、一般的な抱っこひもでのおんぶよりも安定したおんぶができます。両手が自由になるので家事に便利です。また、知育効果も期待できると言われています。
デメリット:
両肩で赤ちゃんの体重を支えるため、赤ちゃんが大きくなってきた際には肩への負担が厳しくなります。また、赤ちゃんを背中に移動する際のコツが必要になるため、ある程度の練習が必要です。
とっても簡単に使える、「ヒップシート」
椅子のような台座に赤ちゃんを乗せることができる抱っこひもです。(写真の製品はポルバン アドバンスです。)
メリット:
赤ちゃんを台座に座らせるだけ、と簡単に使える抱っこひもです。特に赤ちゃんが歩き始めたタイミングなど、抱っこひもからの抱き降ろしが頻繁な時期は大活躍します。ショルダーベルトを取り付けることで色々な抱き方ができるなど、成長やシーンに合わせて使い分けができます。
デメリット:
ショルダーベルト無しで台座に座らせている場合、必ず片手を添える必要があります。主に腰に負担がかかるため、腰に不安のある方にはお勧めできません。
赤ちゃんとの一体感が抜群、「ベビーラップ」
一枚の布で赤ちゃんを抱っこ・おんぶできる抱っこひもです。伸びないタイプとストレッチタイプがあり、様々な抱き方をします。(写真の製品はピッタリです。)
メリット:
赤ちゃんをしっかり包み込むことができるので、成長・発達に合わせた抱っこができます。特にストレッチタイプは素材そのものが伸縮するため、低月齢の赤ちゃんを抱き入れやすいです。
デメリット:
装着方法が難しいため、抱っこひもの先生に教えてもらう必要があるかもしれません。
おしゃれに使える、「ベビースリング」
片方の肩にかけて抱っこする育児道具です。布とリングやバックル、ファスナーなどを組み合わせて作られるなど、様々な種類のスリングがあります。(写真の製品はマル スリングです。)
メリット:
赤ちゃんの抱き降ろしをしやすく、また大人が利き手を使いやすいです。製品自体もコンパクトになるので、持ち運びが便利です。
デメリット;
片方の肩への負担が気になる方や、長時間の使用するにはあまり向いていません。また、スリングの中での股関節脱臼リスクや赤ちゃんの窒息リスクがあるため、横抱き時は特に注意が必要です。
お手軽に密着抱っこ、「ストレッチ抱っこひも」
赤ちゃんを抱き入れやすい形状に作られている、ストレッチ素材の抱っこひもです。(写真の製品はネンネラテです。)
メリット:
ストレッチ製のため赤ちゃんを抱き入れやすく、密着抱っこもできます。またコンパクトなので持ち運びしやすいです。
デメリット:
重くなってきたり、動きが活発な赤ちゃんの場合、抱っこひも使用中に赤ちゃんの体勢くずれたり位置が下がりやすいです。
まとめ表
日本は抱っこひも先進国。多種多様な抱っこひもを購入することができるので、気になる抱っこひもがあれば是非調べてくださいね。次号では「抱っこひもの選び方」をご紹介します。”産前に買った抱っこひも、あまり使いこなせなかった”、”ラクだと聞いて買ったけど、私には合わなかった”などなど、抱っこひも選びに苦戦している方にもぜひ読んでいただけたらと思います。キーワードは、『その抱っこひもは、目的とライフスタイルに合ってるか?』です。
Amazing Life With Baby
より快適で楽しい育児につながりますように。
ラッキーインダストリーズについて
本コラムを運営するラッキーインダストリーズは1934年から続く日本の抱っこ紐メーカーです。POLBAN,pittoresk,Lucky 1934ブランドを展開し、子育てをサポートしています。このコラムを通じて、さらに多くの方々の子育てを支援できれば幸いです。
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