産後

【着せすぎ・暖めすぎに注意!】赤ちゃんの安全・快適な睡眠環境と正しい服装のポイント 秋冬編 睡眠コンサルタント監修

  • #乳幼児睡眠コンサルタント

更新日 2025/10/10

段々寒くなってくる秋冬の時期は、赤ちゃんの睡眠環境に特に注意が必要な時期です。「寒そうだから」とつい厚着をさせてしまったり、暖房を効かせすぎてしまったりと、良かれと思った対策が逆効果になってしまうこともあります。この記事では乳幼児睡眠の専門家であるねんねママが、秋冬に赤ちゃんがぐっすり眠るための安全で快適な睡眠環境作りについて詳しく解説します。

ぐっすり眠るための睡眠環境作り


安全に快適に眠ってもらうためには、安全性・光・音・室温湿度の4つの視点で整えることが重要になります。この4つの視点に沿って解説していきます。

<安全性>

赤ちゃんの睡眠環境で何よりも大切なのは安全性です。安全な環境にすることで、安心して見守ることができ、自分で眠る力を育てることにもつながります。

以下はやってしまいがちなNGポイントです。

  • 掛け布団や毛布の使用
  • 枕やクッションを置く
  • ベッドガードの使用(18ヶ月以下)
  • 分厚いベッドバンパー(ベッドの内側につけるクッション)の使用
  • ぬいぐるみやタオルを寝床に置く

これらのアイテムは窒息のリスクがあるため、0歳の赤ちゃんには使用できません。特に寒い季節は「温めてあげたい」という気持ちから掛け布団を使いたくなりますが、窒息事故の原因となるため避けましょう。

代わりに「着るお布団」とも呼ばれるスリーパーを活用しましょう。
スリーパーなら寝返りをしてもはだけることがなく、窒息の心配もありません。素材や厚さを選べば、季節に合わせた体温調節ができます。6重ガーゼなどで通気性と保温性を兼ね備えた素材のものもあり、通年通して使いやすいのでおすすめです。

<光環境>

人は暗いときに眠るように体ができているので、寝室を遮光することは寝やすい環境づくりには大切なポイントです。
秋冬は日照時間が短くなるため、朝はしっかりカーテンを開けて光を取り入れ、夜は遮光カーテンで暗い環境を作ってあげましょう。
豆電球や常夜灯なども天井についているものは横になった時に目に入ってしまうため点けないのが望ましいです。授乳やオムツ替えで照明が必要な場合は、床置きのライトを使用し、光源が直接目に入らないようにしましょう。
部屋を真っ暗にしていくと、小さな電源ランプも気になることがあります。エアコンや加湿器などの電源ランプや動作ランプなど、気にならなければそのままでもO Kですが、お子さんがじっと見ていたりする場合は遮光をしてみることをおすすめします。
黒いマスキングテープやぷっくりとした厚みのあるシールなどが有効です。
ただし、エアコンの受信部に関しては遮光しすぎてしまうとリモコンが効かなくなってしまうため、紙のふせんなどで光を見えづらくさせておく対応がおすすめです。

<音環境>

静かな方が寝やすいですが、完全に無音である必要はありません。
ザーーーーサーーーーーという雨音のようなホワイトノイズは、音の壁となって生活音をかき消してくれる効果があります。また、生後4ヶ月ごろまでの赤ちゃんの場合はママのお腹の中を思い出して安心する効果も期待できます。
専用のホワイトノイズマシンも販売されていますし、スマホのアプリなどを活用することもできます。

<室温・湿度>

寝やすい室温の目安は秋ごろで20〜22度、冬になると18〜19度程度です。「ちょっと涼しすぎるかな?」と大人が感じるくらいが赤ちゃんには快適です(目安生後4ヶ月〜2歳くらいまで)。

赤ちゃんは体温調節機能がまだ未熟なので、特に温め過ぎには注意が必要です。過度な体温上昇は乳幼児突然死症候群のリスクにもなるとされています。

秋冬のねんねで特に大事なポイント

<着せ過ぎ・温めすぎに注意>

寒さが気になると、つい厚着をさせてしまいがちですが着せ過ぎには非常に注意が必要です。

4ヶ月以降の赤ちゃんの適切な服装は「大人マイナス1枚」が基本。これは、赤ちゃんが大人よりも体温が高く、熱を発散するのが苦手だからです。

特に重要なのは、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが上がる要因の一つが着せすぎ・温めすぎとされていることです。SIDSは毎年12月以降の冬期に発症しやすい傾向があることから、厚生労働省も毎年11月を乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間と定めています。

着せすぎだけでなく、暖房の温度設定にも注意が必要です。

暖房器具を使うときは、次のポイントを意識しましょう。

  • 電気毛布は使わない
  • ストーブやヒーターなどの器具の目の前には寝かせない
  • 暖房の風が直接当たらないようにする

暖房による乾燥のし過ぎにも注意が必要です。湿度が低くてカラカラになると、それが夜泣きの原因になることもあります。眠るために快適な湿度の目安は40〜60%ですので、加湿器などを上手く活用しましょう。

<お風呂あがりには放熱を>

寒い冬のお風呂上がりは「湯冷めしないように!」とすぐ服を着せたくなってしまうと思います。ですが、スムーズな寝つきのためには深部体温が下がっていくことが大切なため、すぐに着せてしまうと寝つきを妨げてしまいかねません。

湯冷めはしない程度に、パジャマを着せる前に下着で放熱する時間を少し設けるなど意識をしてみてください。

寒い季節も家族でぐっすり眠ろう

しっかりと眠りやすさの土台を整えて、コツコツ積み重ねていくことでねんね力は確実にアップしていきます。どの季節でも基本は寝やすい環境を整えて、月齢に合ったスケジュールを整えてあげましょう。数値は目安として、お子さんが快適そうかどうかを一番に考えて調整してくださいね。

寒い季節も家族みんなで安心してぐっすり眠れますように。

監修:ねんねママ

乳幼児育児アドバイザー。小児スリープコンサルタント。0-3歳モンテッソーリ教師。
YouTube「ねんねママのもっとラクする子育て情報局」やInstagramなどで乳幼児の育児に関する発信を続け、2025年現在、SNSの総フォロワーは約20万人。
TVやラジオなどメディア出演、新聞の育児コラムや育児雑誌にも掲載実績あり。
著書『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』『〇✕ですぐわかる!ねんねのお悩み消えちゃう本』(ともに青春出版社)

ラッキーインダストリーズについて

本コラムを運営するラッキーインダストリーズは1934年から続く日本の抱っこ紐メーカーです。POLBAN,pittoresk,Lucky 1934ブランドを展開し、子育てをサポートしています。このコラムを通じて、さらに多くの方々の子育てを支援できれば幸いです。

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